症状・改善策


症状はなぜ起こるのか?


身体は、朝起きた後、交感神経によって活動が始まり、緊張状態を作り、夜眠る時や食後、副交感神経によって休息状態に入ります

この神経系によるオンとオフのサイクルを乱す要素としては、「精神・化学(栄養・薬剤)・構造(各組織・骨格の状態)」面で
何らかの過剰なストレス(歪み・過負荷)が加わり続けた結果、生体の恒常性(バランスを一定の状態に保つ性質)が追いつかなくなったときに、病的サインとしての症状が出ることになります。


自宅でできる改善策は?


上記のような身体の異常な状態に対して、自宅でできること、あるいは、各個人ができることとしては、上記の「精神・化学・構造」という3つの面に対して、まずは自分自身の心身に対して「気づき」をもってあげようという「意欲」をもつことが大切です。

精神的なストレスに関しては、善悪正邪にあまりとらわれずに、自分がしたこと、しなかったことなどの行動面ばかりに意識を向けず、自分の正直な感情・気持ち・考えのすべてを一切批判せず、見守るようにする態度を身につけましょう。
その後で、
行動面で必要なことにシンプルに対処しましょう。

化学・栄養面に関しては、あたりまえではありますが、
バランスの良い食事を心がけ、よく噛み、味わい、楽しみながら食事をとりましょう。
また、東洋医学では、食事で治せない病気は、薬でも治せないという考え方を知り、薬は最小限に留め、各疾患に応じた食事療法の処方箋を試すというような工夫をしてみましょう。

構造的なストレスに関しては、私が行っているカイロプラクティック・
整体領域の得意とする分野です。

私がお勧めする身体のバランスに関する改善策は、硬くなった身体を伸ばすストレッチのような方法ではなく、
身体の前後・左右側屈・左右回旋・伸び縮みなどを行い、身体の痛みがある方向ではなく、痛みがない方向へ身体を動かすことです。

身体は痛みがあれば、より硬直・防衛反応が起こりがちですから、その逆の痛みが出ない動きをすることによって、身体はゆるんできます。

また、痛みがない方向へ身体を動かすことは、反対側の筋肉は神経の働きによって、必然的に筋肉のスイッチがオフの状態になります。

このような身体・神経の原理を知りことで、ムリをせず、体の声を聞くようにして、歪みを自然に取ることができるようになります。

最終的には、
「自分自身の身心を本当に癒すことができるのは、自分自身しかいない」という自覚をもっていただき、それがカバーできないと感じられた時に、医師による診断を受けたり、私たちのような整体領域の施術をご活用して頂ければと思います。







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